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不妊鍼灸治療を専門とする事の意味

私も鍼灸師として、それなりに年数も立ち多くの患者さまを診さして頂いていますが、まー奥の深い世界です。

私は、鍼灸師に必要な能力で大切なものの一つとして対応力だと考えています。

よく患者様に『この症状に効くツボは何ですか?』と聞かれることがありますが、これって鍼灸師的には結構困ってしまう質問です。
テレビや雑誌とかで『ここはどこどこに効くツボですよ』って紹介されているのが原因かなって思うのですが、そんなに簡単なものではありません。
確かに特効穴と言うほどよく効くツボもありますが、実際にはその方の症状を見てその日に選択するツボを判断します。
その判断力こそが必要な対応力だと考えています。

過去のブログで『不妊鍼灸治療院の選び方』と言うのを書きましたが、その対応力を培うのにそれなりに年数が必要になってきます。

少し掘り下げて書きますと、例えば不妊症状の治療をするとなった時に、ある程度の治療穴は過去の文献や本などで勉強していれば選択する事が可能です。
しかし、その方の症状を見極めるには鍼灸独自の技術である、脈診や舌診・腹診などの見極めが大事になってきます。
患者さまが来院された際、まず状態の見極めを行います。
その後鍼灸を行うのですが、その都度脈診でお体の状態を判断し軌道修正していき最終的に良好な状態に持っていくようにします。
その時々の引き出しの多さそして軌道修正力が必要な対応力だと考えています。

そして、その対応力を高い次元で身につけるにはどうしても専門にする必要性があると考えています。

鍼灸師として全ての事が出来るのが理想ではありますが、それを目指していればきっとおじいちゃんになってしまいます。
お医者さんだって、色々な科があるのですから鍼灸師だって全ての事が出来る必要もないのではと考えています。

例えば不妊治療の患者さまだけでもだいたい一日5名程度は診させて頂いています。
と言う事は、『5時間(5名)×25日(1ヶ月)』で125時間これが1年だと1500時間不妊治療に取り組めます。
実際にはその時間プラス毎朝に当日来院される方の考察をいたします。治療後にはその日のお体の状態の分析と総括をいたします。
それ以外でも過去の文献を読み解いたり、逆に最新の情報を取得し勉強したりします。

それだけの膨大な時間を不妊治療に注げる事が『専門』にしている意義だと考えています。

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