自宅で妊活

自宅で妊活

コロナウイルスの妊婦に対するリスクが問題になっています。
実際にどこまで危険性があるのか疑問もありますが、未知のウイルスだけにリスクを避けて妊活を延期されている人もいているようです。
もちろん、年齢や様々な事を考慮し妊活を続けている人も多くいます。

今回は自粛している方々のヒントになるように、ご自身で出来る『セルフ妊活』をご紹介したいと思います。

①お勧めの運動
②きむら鍼灸院がご提案するお食事
③自宅でお灸

この3つについて私の見解を書かせて頂きます。

 

お勧めの運動

 

健康な体を手に入れるためには適度な運動も大切です。
もちろん妊活でも同じです。

普段から動いている人には必要ないのかもしれませんが、現代人の生活習慣をみると運動不足の人の方が圧倒的に多いように思います。
自粛生活で万歩計をみたら1000歩も言ってなかったなんて話も耳にします。
そう言った最低限の運動が出来ていない方にお勧めの運動をお教えします。
※この全てを1日で行う必要はありません。日を変えながらできる範囲で頑張ってみて下さい。

①ウォーキング
なんと言っても一番お勧めはウォーキングです。
ここで言うウォーキングは散歩ではありません。
しっかりと骨盤を立てた姿勢で地面を蹴って、そして腕を振って(肩甲骨が動くように)歩くことがポイントです。
必ず手ぶらで行ってください。
当院受診の方にはウォーキング指導もさせて頂きます。

②ジャンプ
外に出るのは不安と言う方は、ジャンプをお勧めします。
試しに一定のリズムで1分間飛び跳ねてみて下さい。
初めのうちは1分の長さに驚くと思います。慣れてくれば2分・3分と伸ばしてみて下さい。
ジャンプが退屈だと言う人は縄跳びでも可です。

③ラジオ体操
ラジオ体操はもともと戦時下で国民が運動不足にならないために考えられた体操なので、理にかなっていてお勧めです。
何となくするのではなく一つ一つの動きを大きく正確にしてみて下さい。

④スクワット
お勧めの筋トレはいくつかあるのですが、1番はスクワットです。
脚の筋肉は体全体の3分の1をしめる大きな筋肉です。
その大きな筋肉を鍛える事で効率よく基礎代謝をあげる事ができます。
スクワットはフォームが重要です。ネットで調べてみて下さい。当院受診の方には直接指導させて頂きます。

⑤柔軟体操
全身して頂けると良いのですが、流石に大変だと言う方は足の柔軟のみして下さい。
これも「スクワット」と同じ理由で筋肉量の多い脚を柔軟する事で全身の代謝を上げる期待が出来ます。
柔軟体操をするときは息を止めずに、吐くことを意識しながら30秒程度持続圧で伸ばしてください。

 

お食事のご提案

 

東洋医学には『医食同源』と言う考えがあります。
簡単に要約するとお食事は医療と同じくらい大事だと言う意味です。

では、何を食べたらいいのか?

色々なものを食べて下さい。

拍子抜けする答えですよね。
特別特定の食べ物を食べるべきとは考えていません。
色々な食べ物をバランスよく食べる事がベストだと考えています。
そんな中で強いてこだわるとすれば、

①添加物が入っている食材は避ける
※完璧に食べないと言うのは難しいので極力頑張ってください。

②旬の食材を食べる
東洋医学では旬の食材にはエネルギーが豊富だと言う考えがあります。

③体を冷やす食材は避ける
冷えは妊活にとってマイナスです。
常温のものがベストです。

上記の事を意識に入れながらバランスよく色々なものを食べて下さい。
出来れば、満腹まで食べるより8分目に抑える方がより良いですね。

 

自宅でお灸

 

お灸はしないよりした方が絶対いいです。
ただし、闇雲にする事は時にはマイナスになります。

ネットで調べると妊活にはこのツボにお灸をしましょう。と載っていると思いますが、全ての方にそのツボが当てはまるとは限りません。
実際の施術では、東洋医学独自の考えである『証』を決めます。
それにより使用するツボの方針を決めます。
それに合わせて反応を確認しながら、さらにツボを選択していきます。

当院で施術を受けられた方にお灸指導をする場合は『証』に合わせた大筋になるツボを指導します。
施術が進むにつれて、別のツボにお灸をしていただく事もあります。

またもう一つ重要のなのが正しい位置にお灸をする事です。
意外と間違っている方も多くそれではお体の変化を実感できません。

ですので、鍼灸院に通っている方はそこで指導を受けたツボにお灸をして下さい。
行かれていない方は、されない方が良いかもしれません。

 

最後に

 

色々と妊活にとって皆様のプラスになりそうなことを書かせて頂きました。
上記の内容はしないよりした方が良いです。

ですが、する事にとらわれすぎないで下さい。
もう一つ重要な事があります。

ストレスをためない事です。

軽度のストレスは逆に体に良いとも言われていますが、それを超えるストレスはお体にとってマイナスです。
できない事にイライラしてしまったり、する事が重荷になってくるようなら、手を抜くのも大切です。

妊活が長引けばどうしても心に負担になってきます。
気持ちを切り替えるのは難しい事です。
それを百も承知で言います。
できるだけ楽しみながら工夫して妊活ライフを過ごして下さい。
ポジティブなエネルギーが時に、お体に大きな変化をもたらしてくれます。

当院が力になる事がありましたらいつでもお申し付けください。

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