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通院期間の目安と根拠

通院期間の目安

良くいただくご質問で、どれくらい通院すれば効果が出ますか?

と言うご質問がございます。もちろん、人それぞれですのでお答えは違ってくるのですがその一つの目安として3ヶ月という期間がございます。

その説明と根拠を書きたいと思うのですが、少しややこしいのでまず結論だけ書きます。
理論なんてお任せで!と言う方はここだけ見て下さい。

1、3ヶ月必要なのは卵胞が性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)の感受性を持ちその影響をうけ排卵直前の状態になるまでの期間が約85日だから。

2、ただし、原始卵胞からの改善が必要な方(望まれる方)は約1年必要。

根拠については下記をご参照ください。

まずは、卵子ができてから排卵までのお話し

卵胞の成長過程は

原始卵胞→一次卵胞→前胞状卵胞(二次卵胞)→胞状卵胞→成熟卵胞

と成長していくのですが、原始卵胞から一次卵胞への生長期間が約150日、一次卵胞から前胞状卵胞(二次卵胞)への生長期間が約120日ございます。

原始卵胞~前胞状卵胞までの間はホルモンの影響は受けません。生理周期に関係なく成長を続けます。

そして、前胞状卵胞(二次卵胞)から胞状卵胞に成長する期間は約71日間です。
この間に卵胞は性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)の感受性を獲得いたします。

次に胞状卵胞~成熟卵胞に成長するまでが14日間です。そして排卵いたします。

このような流れで原始卵胞から排卵するまでに約1年かかります。

卵の質の改善に必要な期間

まず、卵胞とその中で休止している卵子は区別して考える必要があります。

授精するのは卵胞ではなく卵子ですので一見卵子をいかに良くするかが重要に思えますが、実は卵胞の質も高めないと良い卵子は望めません。

前胞状卵胞(二次卵胞)から胞状卵胞に成長する過程において大きく成長出来ない卵胞は自然に発育を止めてしぼみ吸収されていきます。
また、胞状卵胞が成熟卵胞に成長した後も条件がそろわないと排卵には至りません。

質の良い卵胞の中に、質の良い卵子が存在しているといえます。

前項で記入したように
【前胞状卵胞(二次卵胞)から胞状卵胞に成長する期間は約71日間+胞状卵胞~成熟卵胞に成長するまでが14日間】
すなわち、前胞状卵胞が性腺刺激ホルモン(ゴナドトロピン)の感受性を持ちその影響をうけ排卵直前の状態になるまでに、約85日かかります。

生理周期で換算すると3周期分必要になります。

ですので、当院が『卵の質の改善』には、少なくとも約3ヶ月必要だと考える根拠はこのことによります。

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